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プラズマローゲン臨床医学研究会

7月15日(日曜日)に「プラズマローゲン臨床医学研究会」が東京コンファレンスセンター品川で開催されました。

小生も講演演者として登壇させていただきました。
「アパシーと抑うつ症状に対してプラズマローゲンが著効し、認知機能も維持している老年性認知症の1例」というタイトルです。

この症例に関しては、86歳から90歳まで診ていたのですが、パーキンソンの運動症状はなく、脱抑制症状もない症例で、初診時(86歳時)はHDSR(長谷川式簡易知能スケール)17点/30点でした。

前医でドネぺジルが処方されていましたが、効果が感じられないため、自己中止されていました。当方では初診時からガランタミン8+8mgで処方していましたが、1年後のHDSRも17点でした。

自宅からサービス付き高齢者住宅への転居に伴い抑うつ状態が目立ってきたので、ご家族への説明理解の元で、プラズマローゲンを服用開始していただきました。抑うつ症状に対してはすぐに効果がみられ、外来診察時も見違えるように明るく元気になったようで、大変驚かされました。

当初ガランタミンを服用していましたが、もともと心房細動のため循環器科から投薬されているという状況で、88歳時から労作時の息切れが現れたために、中止としました。

ガランタミンはコリンエステラーゼ阻害薬の中でも、アセチルコリン賦活作用は他の2種類の薬剤に比べてかなり微弱ですが、高齢者にとっては心臓への負担が想像以上に大きいようです。

ガランタミン中止後6か月経過し、プラズマローゲン服用のみで、HDSR再検査したところ、なんと25点もありました。

今回の小生が経験した症例と類似した、80歳以上の高齢者へのプラズマローゲン使用によるスーパーレスポンダーは、他の演者の先生の症例においても複数の症例で確認されています。

小生の経験症例では他4~5例がプラズマローゲン単独使用で、1年以上、認知機能を維持している症例がありますが、これでも十分レスポンダーではないかと思われますが、1年で単独使用で8点以上もHDSR が上がる症例など想定外だったので、今回発表させていただきました。

研究会終了後、プラズマローゲンの研究・臨床試験に携わったお二人の先生方とお話する機会に恵まれました。
私よりかなり年配の先生方ですが、非常に論文投稿などにも意欲的で、そのバイタリティーには驚かされます。

現代医療において、石油が主原料である化学物質である薬物(西洋薬)が脳の病気に対して、代謝能力の低い高齢者に過剰に投与されすぎている、ポリファーマシーによる健康被害という深刻な問題についても、お二人の先生方ともに理解が得られました。

脳の病気に対しては、対症療法という役割しか担わない薬物だけで改善させるのは到底不可能であることは自明の理です。
プラズマローゲンに限らず、ありとあらゆる薬以外の物質が脳の病気に応用されることが不可欠であると、小生は考えます。


新横浜フォレストクリニック
内科・漢方内科・老年内科・神経内科

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by shinyokohama-fc | 2018-07-19 12:32 | 治療

古寺巡礼(5) 豪徳寺 (曹洞宗・東京都世田谷区)

豪徳寺は、文明2年に創建された、2代目彦根藩主の井伊直孝氏によって、曹洞宗の寺として開かれました。
豪徳寺駅(小田急線)の改札を出るとすぐに、招き猫像があります。
豪徳寺までの道幅の狭い参道を10分くらい歩いて、閑静な住宅街の中に、
広い緑に囲まれた敷地が現れました。
まずは左右に松の木を配した10mほどの参道を歩きます。

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参道を歩き切ると、小さな山門 (寺の玄関)が見えます。
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山門の先にはまずは仏殿が見えます。
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正面から向かって左手に堂々たる、三重塔がそびえたちます。

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仏殿の奥には本堂があります。
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招き猫が大小びっしりと奉納された、招福殿という建物がありました。
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これまで訪問した、曹洞宗の寺とはまた、違った趣がありました。




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by shinyokohama-fc | 2018-07-07 16:19
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新横浜フォレストクリニック(横浜市港北区・新横浜駅)の院長が日々綴る様々な情報を発信するブログです


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